長期優良住宅仕様
次世代に住み継ぐことのできる、一定基準以上の性能を満たした高品質な住宅を、国が認定する制度です。
そんな家づくりへの想いから、標準で長期優良住宅仕様。
丈夫で長持ちが家の基本性能と考え、いま考えられる技術を結集し、基本構造の性能を追求しました。
「長期優良住宅」とは大きく分けて4つの措置が講じられている住宅を指します。
長期優良住宅の4つの措置
●長期に使用するための構造及び設備を有していること
●居住環境等への配慮を行っていること
●一定面積以上の住戸面積を有していること
●維持保全の期間、方法を定めていること
耐震等級3をクリア
最も高いレベルが耐震等級3で、等級1の1.5倍の地震力に耐えられる強度です。つまり震度6強~7レベルの1.5倍の力に対して、倒壊・崩壊しないような強度が求められます。
耐震等級3は、災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署などの建物の基準にもなっています。
耐震等級1は建築基準法で定められている最低基準のため、認定を受ける必要はありません。しかし、耐震等級2や3は、住宅性能評価機関という専門機関で行われる審査に合格することで認定されます。専門機関での評価方法は、許容応力度計算などによるデータでの証明を行った上で、適正に審査されます。
耐震等級は1から3までの3つの区分に分類されます。
耐震等級の区分
-
- 耐震等級1
- 建築基準法の耐震力と同等
-
- 耐震等級2
- 長期優良住宅の認定基準
-
- 耐震等級3
- 消防署や警察署など
防災拠点の耐震基準
ZEH仕様(HEAT20 G2グレードも対応可)
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
ZEH導入よるメリット
-
- 経済性
- 高い断熱性能や高効率設備の利用により、月々の光熱費を安く抑えることができます。
さらに、太陽光発電等の創エネについて売電を行った場合は収入を得ることができます。
-
- 快適・健康性
- 高断熱の家は、室温を一定に保ちやすいので、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な生活が送れます。
さらに、冬は、効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化によるヒートショックによる心筋梗塞等の事故を防ぐ効果もあります。
-
- レジリエンス
- 台風や地震等、災害の発生に伴う停電時においても、太陽光発電や蓄電池を活用すれば電気が使うことができ、非常時でも安心な生活を送ることができます。